2019年3月28日木曜日

【いま割安に放置されている資産は何か】

■■■--------------------------------------------------■■■

      「一緒に歩もう!小富豪への道」


     ***** 2019年3月27日 Vol 683 *****

(おかげさまで現在の読者15,740名、ご愛読ありがとうございます!)


〜豊かな人生を送るため、最初の一歩を踏み出してみませんか〜

   (株)銀座なみきFP事務所がお手伝いします。

            ↓
        http://www.ginzafp.co.jp/


  資産運用・資産防衛・相続対策・国際分散投資アドバイス・
  コインほか現物資産投資アドバイス、独立FPによる公正中立な
  ご案内をいたします。


       配信中止はこちらからお願いいたします。
             ↓
  https://mypage.mag2.com/mypage/subscribe/SendSubscribeMagazineListMail.do


■■--------------------------------------------------------■■

【事務所のポリシー】




弊社は規模の拡大を目的としておりません。


弊社の目的は資産運用の世界でより高みを目指し、
その成果を一人でも多くの方に役立てて頂くこと、
これに尽きます。


販促活動は極力行わず、事務管理や経理、事務所運営など本業と
関係のない業務は全てアウトソースし、徹底的に固定費を削減して
リーズナブルなご相談費用を設定する一方、資産運用に関する
コンサルは、代表の田中がお一人お一人丁寧に対応させて
頂いております。


なお内容の中立性を維持するため、このメルマガは一切の
有償広告と相互紹介を受け付けておりません。





■■--------------------------------------------------------■■



【いま割安に放置されている資産は何か】


みなさんこんにちは。

先週のこのメルマガで、
この28年の間にパラジウムは1オンス当たり
114ドルから1580ドルへと、14倍近く値上がりしたという
お話しをいたしました。

いつの世でも割安に放置されている資産はあるものです。

そのような観点で今を見渡すとどうでしょう。

どこかに割安に放置されている投資の対象はあるでしょうか。

例えば株はどうでしょう。

もちろん個別銘柄を見れば、割安に放置された銘柄もあるように思いますが、
市場全体を見た場合、とても割安感があるとは思えません。

おそらく先進国株の平均平均PERは、
足元で15倍前後ではないでしょうか。

PER15倍はどちらかといえば少し割安感がありますが、
そのPERの前提となるEPS(注)を見ればどうでしょう。

注)EPSは一株当たりの利益で、これは企業業績と連動します。

リーマン・ショック以降の量的拡大や低金利政策により、
企業は低コストでおカネを借りることができるようになり、
ここ数年の世界的な企業業績は追い風参考的なところがあります。

その結果EPSが実力以上に膨らんでいる可能性があり、
この場合たとえPERが適正値であっても、
株がバブル化している可能性は十分あると思います。

では債券のほうはどうでしょう。

こちらは株よりダイレクトに量的拡大の恩恵を受けています、
なぜなら中央銀行がすでに巨額の国債を購入しているからです。

その結果、債券相場はすでに高値圏にあり、逆に金利は
歴史的な低水準です。現状は明らかな債券バブル状態にある
といってよいでしょう。

商品相場の中には例えば穀物や原油など、過去の高値と
比べて安いセクターがありますが、それでも今の相場に
割安感があるかよいえば、おそらくそれは「ノー」でしょう。

もちろん28年前のパラジウムや最近のコバルトのように、
今は無い新しい製品や技術の登場によって、特定のセクターが
大化けする可能性もありますが、それを期待して先行で仕込むのは、
かなりの忍耐とリスクが伴います。

では不動産はどうでしょう。

世界的に見て先進国の不動産はも割高感が目立ち始めました、
日本の不動産は過去のバブル崩壊の反動で、数年前まで
あきらかな割安感がありましたが、それもすでに過去のお話しです、
現在の相場は適正水準にあるといってよいでしょう。

少なくとも割安感はなくなりました。

つまりリーマン・ショック以降続いてきた量的拡大により、
増殖したマネーが投資機会を求めてアチコチ流れ込んだ結果、
すでに大概のものは買われてしまい、その結果、
割安感が残っている市場はほとんど残っていないといってよい
のではないでしょうか。

割安感が残っているとすれば、それはこのような大規模な
マネーが流れ込みにくいニッチな領域のはずで、それは例えば私が
以前から申し上げている美術品やコイン、カラーストーンなど
規模が小さな現物市場ではないでしょうか。

ただしその現物資産市場にも、ここのところ少しずつ
マネー流入の気配が漂ってきました。

例えば一部のコイン銘柄群です、
特にイギリスの近現代コインの一部などは、
すでにバブル化しつつあります。

美術品の中でも、大きなおカネの受け皿となる
現代美術は明らかに様子がおかしく、すでにマネーゲームの
対象になっていると思います。

一方で同じコインでも例えば古代やアジア、南米など大半の市場は
明らかに割安感がプンプンしていますし、美術品でも
まだまだ隠れた割安市場はたくさんあります。

例をあげれば我が日本の近代工芸です、明治時代以降の
陶器や漆器、日本画や絵画には、世界に誇れる普遍的な美があると
思いますが、いまだに二束三文に放置されていたりもします。

カラーストーンでは、サファイアやヒスイ、スピネル、
ルビーなど、希少性のわりには強い割安感があります。

特に良品で真っ赤な大粒レッドスピネルなど、
なぜこんな安いのかと思うほどです。

すでにビッグマネーによってペーパーアセットが買い進まれて
しまった現状で、取り残された市場をさがすのは簡単な
事ではありませんが、今でもこのように割安感が漂う市場も
あります。


28年前のように・・・





では今回はこのへんで。



感想メールを頂けると助かります、できるだけ返事は書いています。

・参考になったところ
・反対のご意見
・自分はこう思う
・他にこんなこと教えて
・少し、解りにくかったよ

などなど、何でも結構です。

info@ginzafp.co.jp

あてお送りください。

メールの内容は、このメルマガや弊社ホームページで
(もちろんお名前を伏せて)ご紹介させて頂く場合があります、
困るという方はメールに「紹介不可」とご記入くださいね。




■■--------------------------------------------------------■■



【コイン投資テーブルセミナーのお知らせ】


弊所では以下のセミナーを企画させて頂きました。

今回も少人数の「テーブルセミナー形式」
でやらせていただきます、5名様に達したところで
締め切らせていただきます。

いちおう筋書きは決めておきますが、雑談中心の
コイン同好会のような雰囲気になると思います。

堅い話は抜きです。

□タイトル:『コインに関する雑談会』
□企画趣旨:

今回はセミナーというよりは、上記のような趣旨で
同好会みたいな感じにしようかと思います。

今回は「神聖ローマのターレル銀貨」のお話しを
中心にしたいと思います、銀貨好きの皆さん
お越しお待ちしております!

他にも僕の好きなコインや今後値上がりするコインなど、
おもいつくまま、また実物をご覧いただきながら、
コイン話しを進めててまいります。

またオークションの季節ですので、
近々開かれるオークションへの代行参加の募集も
させていただきたいと思います。

とにかく少人数ですのでワイワイガヤガヤとできればと思います。

過去のオークションカタログをご覧いただき、
「昔は安かったね〜」といった思い出話しや、
僕がニセモノを買ってしまった失敗話しなど・・・

初心者でも中級者でも構いません、
コインが好きな方、コインを投資として考えてみたい方、
よろしければ遊びに来てください。


□スケジュール等

・日時:4月13日(土)14:00〜15:30(13:30開場)

・場所:アイオス銀座4階会議室(地図はこちら)
   http://www.ginzafp.co.jp/company/map.html

・参加費:無料

・参加人数:最大5名様(まだ3席ございます)


なお最大でも5名に達した時点で締め切らせて頂きます、
あらかじめご承知置き頂けますようお願いいたします。

お問い合わせは 03-6278-7652
お申込み:info@ginzafp.co.jp

なおいつものようにセミナー前後に無料お試し相談をお受けいたします、
特にコインに関係ない内容でも構いません、お受けできる時間は

・11:00-12:00
・16:00-17:00(ご予約いただきました)

です。ご遠慮なくお申し込みください。


■■--------------------------------------------------------■■


【春休みのご案内】

弊社では以下日程で休暇を頂戴いたします。


□4/3(水)・4/4(木)

休暇中誠にご迷惑をおかけいたしますが、
何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。




■■--------------------------------------------------------■■


【資産運用設計サービスのご案内】


当社の「資産運用設計サービス」では、
幅広い金融資産を組み込んだ運用プランを、
提案させていただきます。

弊社の特徴は、株や投信、債券といったペーパーアセットばかりではなく、
不動産やアンティークコイン・貴金属、場合によっては
資産性の高いカラーストーンなど、
必要に応じ実物資産(Real Asset)を組み込む点にあります。

言い換えますと実物資産の組み込みによって、
株や債券などペーパーアセットが持つリスクを抑えており、
これが他の資産運用アドバイザーには無い特徴です。

なお「資産運用設計サービス」の契約料は、54,000円(税込み)です、
回数や内容についても無制限でご相談をお受けしております、
アドバイスの対象は不動産に関するご相談だけではなく、

・ライフプランからみたお金の流れのシミュレーション
・上記から考える最適な資産構成のご提案
・さらに具体的な銘柄への落とし込みや、既にお持ちの金融商品に
 対するアドバイス

など資産運用に関することだけではなく、

・税務や相続など税金に関するアドバイス
・法人を使った節税プランや資産の承継プランの策定
・401KやiDeCo、積み立てNISAなどに関するご相談
・民事信託に関するご相談
・コインやカラーストーンなど用いた現物資産投資のアドバイス
・既にお持ちの海外資産の運用プランや還流プランの提案

など、おカネにまつわることなら大概のご相談には
のらせていただいております、無料お試し相談もお受けして
おります、詳しくは以下をご参照ください。

  ↓「資産運用設計サービス」無料お試し相談サイト

https://www.ginzafp.co.jp/trial/form.php


ご連絡やご希望は、以下あてお願いいたします。

TEL:03-6278-7652
Mail:info@ginzafp.co.jp


       銀座で14年やってます




■■--------------------------------------------------------■■


【思いつくことなど】


先日「ダーウィンが来た」という番組を
視ていて、ちょっとビックリしたことがあります。

番組ではアリ地獄を取り上げていたのですが、
皆さんはアリ地獄が大人になったら何という
ムシになるかご存知でしょうか。

こたえはウスバカゲロウです。

最近は見なくなりましたが、
時々家の外壁などに止まっていたりする、
儚げできれいな色をした虫です。

とてもあの恐ろし気なアリ地獄が大人になった
すがただとは思えません・・・

そこまでは知っていたのですが、
問題はその先です。

僕は今までウスバカゲロウは成虫になれば
一切食べることを止め、数日のうちに産卵をし、
死んでしまうと思っていました。

これは僕だけの勝手な思い込みではなく、
昆虫の専門家もそう考えていたようで、
事実そのように図鑑や書籍などに書かれていたものです。

それが最近間違っていたことが分かったそうで、
ウスバカゲロウが、何かの幼虫を捕食して
いたところが撮影されたらしいのです。

番組ではその捕食シーンの写真とともに、
撮影に成功した人を紹介していました、
さぞやえらい学者による発見かと思いきや、
何とその人は小学5年の男の子でした。

僕が生まれてこのかた57才になるまで知らなかったことを、
小学生が発見したわけで、僕はそのことにショックを受けました。

その小学生がインタビューにこたえ
「産卵するのにモノを食べないのはおかしいと思った」
とのこと。

いわれてみれば確かにそうです、
常識を疑い自分自身の頭で考えなくてはならない・・・

僕はこのことを小学生に教えられました。



■■--------------------------------------------------------■■




【このメルマガの著者 田中徹郎の書籍のご案内】

『アンティーク・コイン&実物資産で手堅く運用する』
 (田中徹郎 著:クロスメディア・マーケティング社刊)


日本やヨーロッパは大量の紙幣を供給していますが、
あいかわらず景気は低迷し、意図したほど物価は
上がりません。

当初は短期戦で終わるはずだった量的緩和は常態化し、
いつ終わるともしれません。

世界的なマネー過剰な状態が続くなか、
実物資産の相対的な価値が高まってきている
のではないでしょうか。

不動産は世界的にジワジワ上昇していますし、
不動産以外の実物資産・・・たとえば美術品や宝石、
コインなども上昇を続けています。

アンテナが高い一部の投資家は、すでに実物資産への
シフトを始めているといってよいでしょう。

本書は実物資産に的を絞り、資産運用や資産の防衛
という観点から

・アンティーク・コイン
・カラーストーン
・ワンルームマンション

への投資について、解説させていただきました。

コインについては巻頭で
10枚ほどカラー写真を掲載し、
世界の名品コインについて1枚ずつ解説いたしました。
どれも資産価値の上昇が見込める素晴らしいコインたちです。

相場が急騰するイギリスコインに続き、今後上昇が
期待できるエリアについても解説しています。

そのほか

・30年前に1万円で買った中国のコインが、4500万円に
 値上がりした事例

・イギリスで1700年代に作られた大型金貨が、ここ10年で
 およそ10倍に値上がりした事例

・ミャンマー産の非加熱ルビーが、ここ10年で3〜4倍に
 値上がりした事例

など、ちょっとナマナマしいお話もしています。


以下はアマゾンのサイトです、買っていただけると
すごくうれしいです・・・


『アンティーク・コイン&実物資産で手堅く運用する』

http://www.amazon.co.jp/dp/4844374761



-------------------------------------------------------



『日本が財政破綻しても資産を奪われない10の投資』
 (田中徹郎著、2013年幻冬社MC刊)

タイトルはちょっとおどろおどろしいですが、
これは僕のネーミングではありません、
出版社の方が決めてくれたものです。

たしかに我が国の財政破綻は、目先起きうるリスクの
一つではありますが、世界を見渡せば、米国、欧州はもちろん
中国やほかの新興諸国ですら、次の金融危機の震源になる
可能性があります。

マネーの大量供給が常態化し、ますます不安定化する
世界のなかで、私たち日本人はいったいどうやって
自分たちの資産を守り、自分たちのライフプランを
維持すべきなのか・・・

そんなことを皆さんに考えてもらいたくて
書きました。

僕のこの10年の集大成です。

前半は日本の危機的な財政状態、米国の強欲マネー暴走の可能性、
ユーロの本質的な矛盾、中国のシャドーバンキング
にまつわる問題など、世界で危機の震源になりうる
諸問題について深く考えてみました。

後半は不安定化する世界で、自らの資産を防衛するための
具体的手法について紹介させていただきました。

株や債券など伝統的な金融商品にとどまらず、インフラETFや
不動産、貴金属、ヘッジファンド、アンティークコインから
プライベートバンクまで、ちょっと他の本ではみられない
幅広い手法を紹介しています。

『日本が財政破綻しても資産を奪われない10の投資』
http://books.rakuten.co.jp/rb/12609254/

興味をお持ちの方は読んでみてください。

たぶん最後の10ページだけでも777円の価値は
あると思います・・・




■■--------------------------------------------------------■■



【ご挨拶】

初めてお読みいただく皆様へ。

銀座なみきFP事務所の田中です。
このたびは、当コラム配信にご登録頂き誠にありがとう御座います。


このコラムでは、国内で市販されている株式投信、保険、債券など伝統的
な金融商品にとどまらず

・海外ETFやヘッジファンド
・商品インデックス・ファンド
・世界のクラシック・コインやカラーストーンなど現物資産
・国内の不動産や海外の不動産
・スイスのプライベート・バンクを使った運用諸手法
・相続や節税に関する諸手法
・貴金属地金
・法人保険を用いた節税手法

などさまざまな金融商品や投資手法のなかから、私独自の視点で
選んだテーマと、それらに対する私の考えなどを、皆さまにお話しして
行きたいと思います。

また時には歴史のこと、社会のこと、人間の心理のこと、芸術に関する
ことなど、資産運用と関係のないお話をさせて頂くこともありますが、
それは私には資産運用と、このようなテーマはどこか奥の深いところで
つながっているように思えるからです・・・


いずれにしましても、このメルマガがすこしでも皆様の生活にお役に
立てば幸いです。




■■--------------------------------------------------------■■


■ご注意

本メルマガの発行にあたり、記事の正確性には十分に留意しておりますが、
本メルマガの内容に基づくあらゆる投資について、当社では責任を取るこ
とはできません。

また本メルマガは読者への情報提供、あるいは資産運用に関する啓蒙を
目的として発行されており、いかなる投資商品の勧誘を行うものでも
ありません。


■このメルマガに対するご意見、ご感想、ご質問など何でも結構です。
 お寄せいただければ、とても励みになります。
           ↓
        info@ginzafp.co.jp


■■■--------------------------------------------------■■■



発行元      (株)銀座なみきFP事務所 
    〒104-0061 東京都中央区銀座8-17-5 アイオス銀座ビル4F

     「金融商品取引業者登録」投資助言・代理業
        関東財務局長(金商)第2063号 

      東京商工会議所 会員
    
Mail: info@ginzafp.co.jp
公式 HP :https://www.ginzafp.co.jp/
    コイン専門HP: https://www.antique-coin.jp/
    カラーストーン専門HP:https://www.gem-invest.jp/
     TEL : 03-6278-7652
FAX : 03-6278-7653

発行者  田中徹郎
    (日本証券アナリスト協会認定 プライマリー・プライベート・バンカー)
    (日本ファイナンシャル・プランナー協会 AFP)
    (日本テクニカルアナリスト協会 テクニカルアナリスト)


----------------------------------------------------------------------
このメールマガジンは『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ を利用して
発行しています。配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000141697.htm
発行者Webサイト: http://www.ginzafp.co.jp/
----------------------------------------------------------------------

  

0 件のコメント:

コメントを投稿