2019年11月15日金曜日

【進化論】「人生の過呼吸」を防ぐためには心身の深呼吸と、時間軸の拡張を

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令和元年11月14日 平成進化論 5908号

■「人生の過呼吸」を防ぐためには 
 心身の深呼吸と、時間軸の拡張を

 株式会社ことば未来研究所 代表取締役所長
 有限会社セカンドステージ 代表 鮒谷周史(ふなたにしゅうじ)
 http://www.2nd-stage.jp/
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◎本メールマガジン(平成進化論)は、

 複数の会社を経営し、IT、人材、環境、飲食、ホテル、海外事業など
 20社以上のベンチャー企業に出資する投資家としても活動する筆者が、

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  骨太かつ卓越した<本物の教育サービス>を通して
  「変容の喜び」を提供し続ける
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 ことを目的とし、5800日以上にわたって毎日お届けしている、
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 熟読するも読み流すも、自由な形でご活用下さい。

 ★鮒谷周史プロフィール http://www.2nd-stage.jp/profile/


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<鮒谷の活動ダイジェスト>

■11月30日(土曜日)、「丸一日、集中して本当に
 大切なことに取り組む会」を久しぶりに開催

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■こんにちは、鮒谷です。


 先にもご案内しましたが、

 来たる11月30日(土曜日)に
 久しぶりに

 「丸一日、集中して本当に
  大切なことに取り組む会」

 を開催いたします。

 
 午前10時から午後6時まで、
 当社の飯田橋セミナールームにて。

 
 
■こうやって発表して、

 未来の自分に
 約束を守らせる努力を怠ると、


 いつまで経っても
 先送りしてしまうので、

 書いて、縛って、
 未来の自分が逃げられないように、

 しておきたいと思います。


 ご希望の方はスケジュール確保して
 おいて頂ければ幸いです。

 正式なご案内(受付開始)は
 今しばらく、お待ちくださいませ。
 


■それでは、

 「今日のピークパフォーマンス方程式」

 (ビジネスにおいて、
  最高の結果を発揮するための方程式)

 をどうぞ。


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<今日のピークパフォーマンス方程式>

■「人生の過呼吸」を防ぐためには心身の深呼吸と、時間軸の拡張を

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■何度か記してきたとおり、

 先週の土曜日から
 今週火曜日まで、

 アンコール・ワット
 (&アンコール・トム)
 
 に一人で行っておりました。



■その際、

 「自らの意識における時間軸が
  拡張される場」

 に身を置いたり、

 そうした書物に触れることは
 やはり大事である、

 と改めて思ったのです。



■こうした史跡を訪ねると、


 普段は、

 数日、数週間、数ヶ月、あるいは
 せいぜい数年、十数年、
 
 といった単位の時間軸で
 生きているところが、
 

 数百年、ないし
 1,000年単位の時間軸へと
 
 「時間の感覚が
  強制的に引き伸ばされる」
 
 のです。



■昨日のメルマガで、
 私(鮒谷)が十数年前の数年間、

 毎月一度、一週間程度、
 海外に行くことを自らに課していた、

 という話を書きましたが、


 このときにも、

 各国の歴史的遺産に
 数多く触れました。



■こうした取り組みによって、
 間違いなく

 「時間軸が拡張」

 されることとなり、強制的に

 「長い時間軸の中の、今」

 を意識させられることと
 なりました。



■今は海外に行く頻度が
 当時と比べて激減しましたが
 
 (そして、それが良いことであるとは
  思っていませんが)


 それでも当時、各国を巡る中で
 埋め込まれた


 「地球上の複雑なネットワークの中に
  日本が組み込まれている」

 ことを肌感覚で知らされ、
 さらに


 「海外で起こった出来事が
  ネットワークを介して、

  即座に、次の瞬間には
  地球上すべてに伝わる」
 
 という感覚を味わったことも
 未だ記憶に残っています。



■当時、

 グローバル化が進み、
 
 距離の壁も時間の壁が
 なくなっていることの体感を通して、


 どういうわけか、司馬遼太郎の

 『坂の上の雲』

 の中の

 「ある部分」

 が思い起こされたものでした。



■「ある部分」というのは、
 

 バルチック艦隊が、
 バルト海を出港して以来、

 およそ半年をかけて日本海まで
 いかに苦労して回航し、

 日本海軍と激突する(日本海海戦)
 までの物語中、


 両国間で如何なる情報戦が
 繰り広げられたか、

 という一節。



■誌面も限られているので
 詳しくは記しませんが、


 『坂の上の雲』を
 読まれた方であれば、

 最終的に日露戦争の帰趨を
 決することとなった日本海海戦が、


 時間軸的に見て、

 (今の時代と比べたら)
 いかに悠長な戦いであったか、
 
 ご記憶にあるのでは 
 ないでしょうか。



■もちろん日露戦争は、

 当時にあっては、
 特に日本にとって、

 それこそ国の命運をかけた
 戦いであり、


 牧歌的であるどころか、
 文字通り、

 秋山真之が
 
 「皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ」

 と記した通りの、
 国家盛衰を決する戦でありました。



■しかし、それでもなお、

 
 バルチック艦隊が
 半年もの時間かけて、
 
 ヨーロッパから
 はるばる日本までやってくる間、


 艦隊がどの海域におり、
 
 最終的に太平洋側から
 ウラジオストックを目指すのか、

 あるいは日本海側(対馬海峡側)から
 入るのか、


 情報を収集するために日本海軍が
 行っていたことは今から考えると、

 やはり牧歌的、

 としか言えないものでした。



■ゆえあって、

 バルチック艦隊がマダガスカル島に2ヶ月、
 逗留せざるを得なくなったことを知った、

 日本海軍の参謀、
 秋山真之が新聞記者の取材に対し、

 「行こかウラジオ、帰ろかロシア、
  ここが思案のインド洋」

 といったという話が
 伝わっていますが、


 今の時代にあって、こんな時間感覚の
 軍人があろうはずもありません。
 


■この時代から、
 わずか100年と少し、

 時が下った間に、これだけ
 時間の感覚が変わったわけで、


 『ポケベルが鳴らなくて』

 心が揺れ動くどころか、


 きょうびの中高生は、
 ほんの少しの間の

 「既読スルー」

 すら許されぬようになっている
 (らしい)ですね。



■そんな慌ただしく、
 心が荒れる時代にあって、

 悠久の時間を感じさせてもらえる
 場所に足を運ぶことは、

 「忙中に閑を求める」
 
 という意味でも大切なことなのでは
 ないでしょうか。



■どれだけスピードが
 求められる時代になっても

 (世の中に追随するためにも、
  完全にその流れに逆行するわけにも
  いきませんが)


 それでも、

 「人間そのものは、
  何百年、何千年の間に、
  大きく変わることはない」

 はずであり、


 とするならば、

 もう少し、長い時間軸を
 自分の中に打ち立てて、

 どっしりと構えて

 「焦って焦らずの精神」

 を持っておいても良いのでは
 ないでしょうか。



■なぜ、こんな事を
 書いているのかというと、

 日々、多くの方とお会いする中で、

 焦り過ぎている人
 (短期の結果を求める人)

 があまりにも多いことが
 気になっているからです。



■成果主義が蔓延する
 世の中にあって、

 「もっと早く、さらに早く…」

 の流れに巻き込まれるのは
 無理もないことですし、

 (私(鮒谷)もきっと、
  その中の一員なのでしょうが)


 さはさりながら、

 息を吸って(その息を吐かずに)
 さらに空気を吸おうとすれば、

 「過換気症候群(過呼吸)」

 の症状を呈するように、


 生き急ぐことによって、
 
 (比喩的な意味で)
 人生が過呼吸状態に陥る、

 ということもなきにしもあらず、

 だと思うのです。



■結果を出せないと焦るから、

 慌てて動いて、
 ますます結果が出なくなる。


 ますます結果が出なくなると
 心配や不安が募り、

 おかしなものを信じたり、
 掴んだりして、


 さらに求める結果から遠ざかり、
 ドツボにはまって、

 不安と焦りと恐怖のスパイラルに
 絡め取られることとなるのです。



■そんなときには、

 身体的な意味でも、
 精神的な意味でも、

 「意識して深呼吸をするべき」 
 
 ではないでしょうか。

 
 
■そのためには、

 物理的に
 深呼吸するのはもとより、


 「ゆっくりとした時間の流れを
  感じさせてくれる場に身を置く」

 あるいは
 
 「ゆっくりとした時間の流れを
  感じさせてくれる書物に触れる」

 と良いでしょう。



■これによって、


 高くなっていた重心を
 低くしてもらえるでしょうし、

 焦りや恐怖から来る認知能力の
 減衰を最小限に抑える、


 ことにもつながるはず。



■ぜひ、

 「最低数百年から、数千年単位の
  時の流れを感じさせてくれる場」

 に足を運んでみて下さい。

 
 また

 「深呼吸を促す書物」

 にも触れてみて下さい。


 
■良い詩に出会うと
 心が深呼吸をさせてもらえます。

 
 たとえば、タイトルからして
 そのものズバリの、

 長田弘さんの

 『深呼吸の必要』
  http://amazon.co.jp/o/ASIN/4794935269/2ndstagejp-22/ref=nosim

 などは、
 個人的に強くお勧めしたいもの。



■また、

 「最低数百年から、数千年単位の
  時の流れを感じさせてくれる書物」

 を読むのもいいですね。


 数百年、までいかなくとも、
 
 「三世代にまたがる小説」

 なども良いでしょう。

  

■たとえば、

 パール・バックの『大地』、
 有吉佐和子の『紀の川』、
 北杜夫の『楡家の人びと』、

 とくに『大地』は、

 私(鮒谷)の人生に
 大きな影響を与えました。

 
 最近の三世代関連の?小説なら、

 森絵都さんの『みかづき』

 も良かったです。


 
■時間軸を三世代どころではなく、
 著しく延ばしてくれるものとしては、

 宇宙や地球や太古の生物について
 記されている本や図鑑を読むのも
 お勧め。


 惑星科学者の松井孝典先生は

 『われわれはどこへ行くのか?』
 
 という本の中で、


 記憶をたどってなので、
 正確な表現ではありませんが、

 「地球46億年の歴史が
  肌感覚で感じられる」

 といった旨の記述をされており、
 驚いたことを記憶しています。



■ここまで時間軸を拡張できれば、

 「自分の人生を遠く離れた
  ところから俯瞰できる」

 ようになるでしょうし、


 それはそのまま、自己を
 客観視できるようになるので、

 目の前の現象に対し、
 過度に思い詰める、

 といったこともなくなるでしょう。



■つまるところは、

 「生きやすくなる」

 ということであり、


 深呼吸は特に
 短期的に効果を発揮、

 時間軸の拡張は特に
 長期的に効果を発揮、

 という違いはありますが、


 この両方を意識すると、
 
 「人生において
  過呼吸に陥る可能性」

 を大幅に減じられるのでは、

 と思っています。



■今回、

 私(鮒谷)が
 カンボジア一人旅を行ったのは、

 こうした狙いもあっての
 ことでしたが、
 

 狙い通り、
 心身ともにたくさんの

 「深呼吸」

 をして、
 日本に戻ってまいりました。



■定期的に、こうした時間を
 天引きしてきたからこそ、


 長い間に渡って、感情が乱れる
 こともなく、安定的に、

 人生や仕事を
 楽しみ続けられているのだなあ、


 と今回の旅を通して、
 改めて考えた次第。




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┃ ■「人生の過呼吸」を防ぐためには    ┃
┃  心身の深呼吸と、時間軸の拡張を。   ┃
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┃ ■(身体の)深呼吸と、         ┃
┃  詩歌に触れての、精神の深呼吸、    ┃
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┃  両方を心がけるとよいだろう。     ┃
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