2019年11月13日水曜日

「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 物理は自然をたわめた不自然なもの。

近場のセミナー情報

12月8日に大阪で、「怪しい系オムニバス」セミナーを開催します。

このセミナーは過去、バージョンアップ編を受講している人のための限定セミナーです。


12月7日に大阪で、「10年後に後悔しない生き方」セミナーを開催します。このセミナー
はどなたでも受講できます。


セミナー詳細は、

https://sato-showon.com/shop/members/index.php?

からお読み下さい。


お問い合わせは、 melma@bc.iij4u.or.jp までお願いします。



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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3330号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ〜おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から10年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位と4年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

今年も始まりました、年末恒例のまぐまぐ!大賞。数あるメールマガジンから、読者さん
の推薦で決まるまぐまぐ!大賞の投票が始まりました。

弊誌はありがたいことに、去年まで5年連続で部門賞を頂いておりまして、今年も頂ける
となんと6年連続となります。ちなみに家人の書いているメルマガも同じく5年連続で部門
賞を受賞し、去年はなんと生活部門で一位でした。むぐぐぐ、私は五位だったのに。

そもそも5年も続けて受賞したんだから、この辺でもう良いじゃないかという声も聞こえ
そうですが、一年間命を削るつもりで書いたんですから、アピールする権利くらいはある
だろうということで、今年も清き一票をお願い致します。


投票はこちらから。


https://www.mag2.com/m/0000258149.html

上記リンクをクリックしていただき、左上にある「このメルマガをまぐまぐ大賞2019に推
薦する」をポチって頂けると投票完了になりますので、ご推薦をお願いします。


さてそろそろ我が家にも、年始のご挨拶ができませんという喪中ハガキが来るようになり
ました。もちろんこれが来た人には年賀状を出しません。喪中だけど受け取りたいという
方は、喪中ハガキを出さないでください。私はみなさんからの年賀状をお待ちしているわ
けではないので、みなさんが喪中だから年賀状を出せないということを、お知らせ頂く必
要は全くありません。

ちなみに今年は、去年と同じく年内に、セミナーを受講された方にのみ、年賀状をお送り
します。そろそろこの図柄も決めなきゃならないんですよね。ここまで来ると一気に年末
モードに入ります。


本日の4コママンガへのリンク

http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2019/11/3330_1113.jpg



☆ AI vs 教科書が読めない子どもたち パート2

前回の解説で、AIによるシンギュラリティが幻想なんじゃないかって気付いたと思います。

ちなみに、スパコンの性能がこれからドンドン上がって行くはずなんですが、そのことと
AIが人間の知性に追いつき、追い越すこととは無関係なんですね。スパコンの性能という
のは、演算回数のことで、いくらこれが速くなっても、数学的に処理ができるかどうかと
いうのは別の話ですから。


入試の問題に擬えていえば、常識を数学化することができないというか、これを全部コン
ピューターで処理できる形にするのは現実問題不可能なんですよね。P58に例題が出てい
ますけど、数学の文章題で、「上り方向」と「下り方向」が対の関係で逆の方向を意味し
ているという小学生でも分かる「言葉」の意味をコンピュータに上記したようなやり方で
理解させるのはムリですよね。(ちなみにこの問いの答えは分かりましたか?)

このひとつだけどうにか処理させることはできても、その言葉が文章題で使われるかどう
かは分かりませんし、こんな常識を全部同じように対応しようというのはキリが無くて不
可能ですよね。つまりこのやり方では、無限の教師データが必要になって、おまけに時代
や文化の変遷に合わせて更新し続けないとならないわけです。


P24からはそんなAIの進化の歴史が書かれているわけですが、これを読んだら人間の知的
活動をコンピュータにやらせるのはムリだなって分かるはずです。その結論は、P156に面
白い形でまとめられています。何が面白いのかというと、私の基本編セミナー以上にぶっ
飛んだことが書かれているからです。本書を読んだ人は是非、もう一度ここの『AIはロマ
ンでは無い』の部分を読み直してください。


それは、ノーベル物理学賞を受賞した、朝永振一郎氏の日記を引用する形で書かれていま
す。

まず、科学や技術とは、「なんだかよく分からないけど、複雑なこと」を数学の言葉を使
って言語化し、説明していく営みだと宣言したあとに、朝永氏が書いた日記を引用します。
そこでは氏は、「物理学の自然とは、自然をたわめた不自然な作りものだ」と言うわけで
す。そして「一度この作りものを通って、それからまた自然に戻るのが学問の本質そのも
のだ」と続けます。その上で、「しかしこれで捉えられない面がものごとにはあるに違い
ない」といいます。

物理の専門家が、自分がやっている物理という学問を、「不自然な作りものだ」と言って
しまうのもスゴいですが、そんな不自然なところから自然に戻るのが学問の本質だ」って
言っちゃうわけですよ。ご自身の存在理由を否定するかのような発言です。

そして自分はそんな不自然な作りものに関わっているけど、それでも「とらえられない面
が、ものごとにはあるに違いない」、つまり物理の世界が扱っているのは、自然界の大き
さに比べたらちっぽけなものなんだよと言うわけです。

この「とらえられないもの」も我々は見ずに、「自然をたわめた不自然な作りもの」とい
う概念からでしか物事を見られなくなってしまった、ところがそれは元々が作りもの
(「無理にかたづけたもの」とここでは書かれています)だから、それはホンモノじゃな
いんだよと言っているわけです。


ここは衝撃でして、これは私が基本編セミナーで、繰り返し伝えていることのさらに上を
行く概念の提唱なんですよ。塾生はここに気付いてくれましたか?私は基本編セミナーで、
科学は万能じゃなくて、科学で割り切れないものがこの世には無限にあるよといいます。
そんな割り切れないものって、現代の科学の持つ目線で評価、判定したらいけないはずな
んですよね。ところが明治維新後の日本の教育によって日本人の多くは、科学的な考えだ
けが「真」であって、それ以外のことは「偽」だという観念を強く持ってしまったんです
ね。その思想によって、科学で割り切れていないけど、「真」に違いないという概念が切
り捨てられてしまったんです。それをもう一度取り戻さないと、「運」のような科学で割
り切れない事象に影響を与えることなんてできないんですよ、と私は解説しています。


ところが朝永氏の日記が説いていることは、もっとぶっ飛んでます。そもそも物理(これ
は「現代の科学」と置き換えても同義です)は、「自然をたわめた不自然なものだ」と言
ってしまってるわけです。だから本当の学問は、その不自然なものから本来の自然に戻ら
ないとダメなんですよと言っているわけですね。

ところが世の中には、この不自然なたわめた見方じゃとらえられないものがあるって言っ
ています。これはつまり、現代の科学だけじゃダメなんですよって言ってるのと同じです
よ。しかし我々はすでに、ものごとをたわめた見方でみることに慣れてしまった、それだ
けが正しい見方だと考えるようになってしまった。でもこれは「無理にかたづけたもの」
だからホンモノそのものじゃない、だからホンモノを見る目を持たなきゃダメですよって
言ってるわけです。


物理の専門家が、物理的な見方だけじゃ本質を理解できないからダメなんだって言ってる
ところが、私以上にぶっ飛んでいるでしょ。私は、「物理で解明できたことは「真」で良
いですよ」って言ってるだけなんですが、朝永氏はその物理のメガネを通して見た世界だ
って、「不自然なもの」で、「ホンモノじゃない」って言っちゃってるんですから。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ〜おん)
株式会社メディウム・コエリ

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