2016年12月28日水曜日

【2018年相場の心配ごと】

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   「一緒に歩もう!小富豪への道」

   ***** 2016年12月21日 Vol 586 *****

(現在の読者11,626名)

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  ほか独立FPによる公正中立なご案内をいたします。


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【事務所のポリシー】



弊社は規模の拡大を目的としておりません。


弊社の目的は資産運用の世界でより高みを目指し、
その成果を一人でも多くの方に役立てて頂くこと、
これに尽きます。

販促活動は極力行わず、事務管理や経理、事務所運営など本業と
関係のない業務は全てアウトソースし、徹底的に固定費を削減して
リーズナブルなご相談費用を設定する一方、資産運用に関する
コンサルは、代表の田中がお一人お一人心をこめて丁寧に対応
させて頂いております。

なお内容の中立性を維持するため、このメルマガは一切の
有償広告と相互紹介を受け付けておりません。



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【2018年相場の心配ごと】


みなさんこんにちは。

先週は『2017年相場の心配ごと』という題で、
来年の世界経済の懸念事項をいくつか挙げさせて
頂きました。

今回はさらにその先・・・再来年の心配ごとに
ついて少しお話ししたいと思います、まだ来年にも
なっていないのに心配性な奴だとお思いかもしれませんが、
結構大きな問題なので、鬼に笑われるつもりで
あえてお話ししたいと思います。

前回お話ししたように、世界と日本の経済にとって
来年はまずまず良い年になると思います。

アメリカの経済はやや加速し、その結果米国金利は上昇気味。
日本はといいますと、ここから円安方向に動く余地がわずかに
残っており、原油価格の底打ち効果もあり、悲願の
インフレ率の上昇期待が高まるのではないでしょうか。

緩やかなインフレは、まさに日銀が目標とするところ・・

日本経済にとって大変めでたいことではありますが、
好事魔多し・・・良いことの裏側で悪いことが進行する
ということは珍しくはありません。

来年いっぱいを見てもインフレ率2%に届くことは
ないと思いますが、市場や相場は先を読みます。

再来年(2018年)当たり、もしかしたらインフレ率2%に到達し、
さらにその先一定期間2%インフレが維持されるのでは・・

こんな期待が市場で膨らむようなことがあれば
どうでしょう。

その場合、日銀がQQE(量的質的緩和)を停止する懸念が
でてくるでしょう。

注)量的質的緩和:日銀が大量に紙幣を市場に供給すること
  によって物価上昇を目指す政策です。

なぜなら日銀の今のスタンスは以下の通りだからです。

『・・・物価上昇率が安定的に2%を超えるまで、通貨供給量を
増やし続けることを約束しました。・・・』

注)2016年9月21日、日銀説明資料より

では上記のように日銀が通貨供給を縮小したり、
あるいはその先通貨供給が停止するんじゃないかと市場が
考えた場合、いったいどのような現象が起きるのでしょう。

懸念されるのは金利の上昇で、場合によっては
金利の急騰もあり得るでしょう。

先月来すでに我が国の金利は上昇しつつありますが、
例えば2018年(2017年ではありませんよ!)一年で、
長期金利が1.5%〜2%も上昇するイメージです。

長い間低金利が続いただけに、急激な金利上昇は日本経済の
アチコチで混乱を引き起こすでしょう。

我々庶民の生活で一番心配されるのが住宅ローンの急騰で、
変動金利で借りている方はローンの返済増に要注意です。

自己資金ゼロなど多額の融資を受け、不動産投資を
行う人たちも、無傷ではいられないでしょう。

金融機関の財務状況に対する影響も無視できません、
保有する国債の価格下落によって、自己資本比率は下がり、
貸し出し余力が減るでしょう。

国の財政にとっても黄色信号で、国債の利払い費の増加によって、
国の歳入と歳出のバランスが崩れ、財政悪化の懸念が高まる
可能性もあるでしょう。

だいぶ先のお話しになりますが、上記のように金利急騰を
先読みした影響が、もしかしたら来年の終わりあたりから
出始めるかもしれません。

備えあれば憂いなし・・・仮に上記のようなことが
起きるとしても、幸いにもまだ十分に時間的な余裕があります、
来年一年ゆっくり時間をかけ対策を進めたいものです。



では今年はこのへんで。



感想メールを頂けると助かります、できるだけ返事は書いています。

・参考になったところ
・反対のご意見
・自分はこう思う
・他にこんなこと教えて
・少し、解りにくかったよ

などなど、何でも結構です。

info@ginzafp.co.jp

あてお送りください。

メールの内容は、このメルマガや弊社ホームページで
(もちろんお名前を伏せて)ご紹介させて頂く場合があります、
困るという方はメールに「紹介不可」とご記入くださいね。



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【資産運用セミナーの御礼】


先週水曜日と金曜日に無事セミナーを終えることができました、
ご参加いただいた皆様まことに有難うございました。

普段このメルマガで配信する一方なので、
そのような形で皆さんとお話ししたり、ご感想を頂くことが
僕の楽しみの一つになっております。

次回は4月あたりにできればと思います、
またこのメルマガで案内させていただきますので、
その際はまたご参加ご検討ください!


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【資産運用設計サービスのご案内】


弊社のメインメニューである「資産運用設計サービス」は、
みなさんに豊かで安心な老後をお過ごしいただくため、
オーダーメイドの資産運用プランを提案させていただきます。


料金は年間契約で54,000円(税込)、
詳しくは以下サイトをご覧ください。

http://www.ginzafp.co.jp/service/service01.html

お問い合わせは以下あてお願いいたします。

Mail: info@ginzafp.co.jp
TEL: 03-3574-0670


なお契約者の皆様へ毎月お届けするMonthly Report の
サンプルを下記に掲載させて頂いております、関心をお持ちの
かたはご覧下さい。

(2015年2月号)

http://www.ginzafp.co.jp/images/2015_2_monthly_report.pdf

毎回結構気合をいれて書いてます!
全部で17ページくらい、目次は以下です。

目次
・当月の概要について
 株式、コモディティ、ヘッジファンド
・今後の見通しについて
 むこう数ヶ月の世界経済について
 来月の投資スタンス
・思いつくことなど


相場の読みの精度は結構高いですよ・・


      銀座で12年やってます


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【思いつくことなど】


今回が今年最後の配信です。


皆さま一年間ご愛読いただき誠にありがとうございました。

一年の締めくくりは毎年お金以外のお話しをするよう
心掛けていますが、今回はちょっと気になって
年末にふさわしくないお話しをしてしまいました、
すみません・・

でも今日お話しした内容は、はやければ来年末あたりから、
私たちにとって重要な意味があるお話しだと思います。

マスコミやエコノミストもこの話をあまりしませんので、
あえてこの年末にお話しいたしました。

さて新年第一回目は恒例の『2017年型ポートフォリオを
考える』です。手前味噌ではありますが、毎年読みの精度は高いと
思います、今のところ1/12(木)を予定しております。


では皆さんよいお年をお迎えください!!



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【このメルマガの著者 田中徹郎の書籍のご案内】

『アンティーク・コイン&実物資産で手堅く運用する』
 (田中徹郎 著:クロスメディア・マーケティング社刊)


日本やヨーロッパは大量の紙幣を供給していますが、
あいかわらず景気は低迷し、意図したほど物価は
上がりません。

アメリカは何とかゼロ金利を脱しましたが、
それでも景気の勢いは緩慢です。

当初は短期戦で終わるはずだった量的緩和は常態化し、
いつ終わるともしれません。

世界的なマネー過剰な状態が続くなか、
実物資産の相対的な価値が高まってきている
のではないでしょうか。

不動産は世界的にジワジワ上昇していますし、
不動産以外の実物資産・・・たとえば美術品や宝石、
コインなども上昇を続けています。

アンテナが高い一部の投資家は、すでに実物資産への
シフトを始めているといってよいでしょう。

本書は実物資産に的を絞り、資産運用や資産の防衛
という観点から

・アンティーク・コイン
・カラーストーン
・ワンルームマンション

への投資について、解説させていただきました。

コインについては巻頭で10枚ほどカラー写真を掲載し、
世界の名品コインについて1枚ずつ解説いたしました。
どれも資産価値の上昇が見込める素晴らしいコインたちです。

相場が急騰するイギリスコインに続き、今後上昇が
期待できるエリアについても解説しています。

そのほか

・30年前に1万円で買った中国のコインが、4500万円に
 値上がりした事例

・イギリスで1700年代に作られた大型金貨が、ここ10年で
 およそ10倍に値上がりした事例

・ミャンマー産の非加熱ルビーが、ここ10年で3〜4倍に
 値上がりした事例

など、ちょっとナマナマしいお話もしています。


以下はアマゾンのサイトです、買っていただけると
すごくうれしいです・・・


『アンティーク・コイン&実物資産で手堅く運用する』

http://www.amazon.co.jp/dp/4844374761



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『日本が財政破綻しても資産を奪われない10の投資』
 (田中徹郎著、2013年幻冬社MC刊)

タイトルはちょっとおどろおどろしいですが、
これは僕のネーミングではありません、
出版社の方が決めてくれたものです。

たしかに我が国の財政破綻は、目先起きうるリスクの
一つではありますが、世界を見渡せば、米国、欧州はもちろん
中国やほかの新興諸国ですら、次の金融危機の震源になる
可能性があります。

マネーの大量供給が常態化し、ますます不安定化する
世界のなかで、私たち日本人はいったいどうやって
自分たちの資産を守り、自分たちのライフプランを
維持すべきなのか・・・

そんなことを皆さんに考えてもらいたくて
書きました。

僕のこの10年の集大成です。

前半は日本の危機的な財政状態、米国の強欲マネー暴走の可能性、
ユーロの本質的な矛盾、中国のシャドーバンキング
にまつわる問題など、世界で危機の震源になりうる
諸問題について深く考えてみました。

後半は不安定化する世界で、自らの資産を防衛するための
具体的手法について紹介させていただきました。

株や債券など伝統的な金融商品にとどまらず、インフラETFや
不動産、貴金属、ヘッジファンド、アンティークコインから
プライベートバンクまで、ちょっと他の本ではみられない
幅広い手法を紹介しています。

『日本が財政破綻しても資産を奪われない10の投資』
http://books.rakuten.co.jp/rb/12609254/

興味をお持ちの方は読んでみてください。

たぶん最後の10ページだけでも777円の価値は
あると思います・・・


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「50歳からの30年!!ゆうゆう生きるお金学」
(田中徹郎著、2005年こう書房刊)

この本は、よくある「投資本」とは少し違います。

日本の財政破綻リスクと私達はどう向き合ってゆけばいいのか?

今後年率2%程度の緩やかなインフレ状態を迎えた場合、
私達はどこを目標にして資産を運用して行けばいいのか?

危険な香りがする金融商品は、本当に危険なのか?
安全だという顔をした商品は、本当に安全なのか?

こんなテーマをどうすれば皆さんにわかり易くお伝えできるか・・・
そんなことを考えながら書きました。

50歳になった人も、まだまだ50歳まで時間がある人も・・・

        是非一度お読み下さい!

2005年に書いた本ですが、参考になると思います。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4769608748


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【お断り】


スマホでお読みの方に配慮し、

【事務所のポリシー】
【ご挨拶】

はメルマガの末尾に移動させていただきました、
あしからずご了承のほどお願いいたします。



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【ご挨拶】

初めてお読みいただく皆様へ。

銀座なみきFP事務所の田中です。
このたびは、当コラム配信にご登録頂き誠にありがとう御座います。


このコラムでは、国内で市販されている株式投信、保険、債券など伝統的
な金融商品にとどまらず

・海外ETFやヘッジファンド
・商品インデックス・ファンド
・国内の不動産や海外の不動産
・スイスのプライベート・バンクを使った運用諸手法
・相続や節税に関する諸手法
・貴金属地金
・美術品や美術品ファンド、ジュエリーなど
・世界のクラシック・コインやクラシック切手
・法人保険を用いた節税手法


などさまざまな金融商品や投資手法のなかから、私独自の視点で
選んだテーマと、それらに対する私の考えなどを、皆さまにお話しして
行きたいと思います。

また時には歴史のこと、社会のこと、人間の心理のこと、芸術に関する
ことなど、資産運用と関係のないお話をさせて頂くこともありますが、
それは私には資産運用と、このようなテーマはどこか奥の深いところで
つながっているように思えるからです・・・


いずれにしましても、このメルマガがすこしでも皆様の生活にお役に
立てば幸いです。


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■ご注意

本コラムの発行にあたり、記事の正確性には十分に留意しておりますが、
本コラムの内容に基づくあらゆる投資について、当社では責任を取るこ
とはできません。

また本コラムは読者への情報提供、あるいは資産運用に関する啓蒙を
目的として発行されており、いかなる投資商品の勧誘を行うものでも
ありません。


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 など個人向け相談をお受けしております。興味のある方は覗いてみて
 ください。

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  相談料について(抜粋)

□資産運用設計:50,000円(+消費税)

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医療におけるセカンド・オピニオンと同様、資産運用の世界で
中立かつ第三者的アドバイスを行います。


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