2022年1月27日木曜日

「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 意見の背後にあるモノを考える。


速読編セミナーを2月12、13日に大阪で開催します。詳細は、

https://mypage.mag2.com/htmlMagazine.do?issueId=163122673

からどうぞ。こちらは動画受講はありません。

2月27日に名古屋で、3月12日に大阪で、3月27日に東京で易経セミナーを開催します。
本セミナーはバージョンアップ編を受講した人だけか受講出来る限定セミナーです。
詳細は、

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3860号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ〜おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から13年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、そこから2021年まで
8年連続でキャリアアップ部門で受賞しています。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
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バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

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成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

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本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

昨日はワンコをトリミングに連れて行ったんですが、ああいうところに行くと、なぜだか
私たち飼い主のことを、パパとかママ、お父さん、お母さんって呼ぶスタッフがいるんで
すよね。

私が迎えに行くと、


  ■ ほら、パパが迎えに来たわよ〜


ってワンコに言うわけです。は?私はこの犬の父親じゃありませんけど。ワンコにとって
私はご主人さまですよ。

私たち夫婦は確かにワンコラバーで、実際に可愛がっていると思いますけど、パパとかマ
マって呼ばれると、メチャクチャ違和感を感じるんですよね。

このように呼ぶスタッフがいるということは、そのように呼ばないと文句を付けるお客が
いるということなんでしょう。綱吉だってこんなことが現実になるとは思わなかったと思
いますよ。

で、不思議なのはパパとかママって呼びかけをするのは、ワンコの時だけで、ニャンコの
時にはそうは言わないんですね。このあたりの違いってどこから来るんですかね。


http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2022/01/3860_0127.jpg



☆ 意見は理屈で決まらない

もうずいぶん前の話になりますが、文章力養成講座というのを希望者とやりました。そこ
では毎週私がお題を出して、それについて自分の考えを他者に伝わるように書いてもらい、
それを私が添削しました。

例えば、


  ▼ 日本の義務教育について考えること

  ▼ 日本人は働き過ぎか?

  ▼ 所得格差を縮めるために日本政府がやるべきこと

  ▼ 外国人移民を受け入れるべきか

  ▼ 東京の一極集中について考えること


のようなテーマについて、自分の意見を論としてまとめるんです。そこでは様々な意見や
考えが出て来たんですが、この自分の意見の背後に、自分自身が置かれた環境や情況があ
り、それが強烈に思考の行く先をねじ曲げているということに、自分ではなかなか気付か
ないモノです。

今は丁度1月の終わりで、今から2、3週間は一年で最も寒い時期なんですが、今までの私
はこの真冬の寒さがキライでして、早く春にならないモノかと思っていました。ところが
去年の冬からスキーをやるようになったら、


  ● この寒さがもっと続けば、長くスキーができるぞ!


って考えるようになったんですよ。まさに変心ですな。

人間ってのは環境や情況が変わったら考え方が変わるということですね。つまり意見とい
うのは、それを唱えている人の背後にある事情や環境、気持ちを考えないと理解できない
ということです。意見だけを聞いて、読んで、それが正しいかどうかを判断するよりも先
に、


  ● この人がこのようなことを言う理由はどこにあるんだろうか?


を考えるべきなんです。

例えば昨年末にガソリン価格が高騰して、トリガー条項の凍結を解除しろ!という意見が
国民民主党あたりから出たわけですが、この論が正しいかどうかの前に、賛成派、反対派
のウラ側にどんな事情や立場があるのか?を考えるべきなんですよ。それが政治的視点と
いうものです。

所得が低くてクルマ通勤をしている地方都市在住者は、1円でも安い方が良いですからこ
れに賛成しますよね。しかしこれをやると税収が減ってしまうと考える人は、やらない方
が良いよねと考えるわけ。

ちなみに私は、10円くらい値上がりしたって、それ以上に昔のクルマと比較して燃費が良
くなっているんだから、10円あたりの走行可能距離でいえばリッター250円くらいまでは
そのままで良いんじゃないかと考えているクチです。

私が昔乗っていたクルマは、リッター10キロ走れば上等で、2リッターのターボ車だと6キ
ロ、7キロが当たり前でした。で、当時のガソリン価格はリッター120円くらいでした。と
ころが今は省エネのクルマが多くて、我が家の日産ノートはフツーにリッター23キロくら
い走ります。3リッターディーゼルのBMWでも11キロは走ってくれます。それを勘案すると、
走行距離あたりのコストは、リッター250円くらいで、昔とトントンだと言えるわけです
よ。つまりそのレベルまでは、「それでも昔よりは安いでしょ!」ってことです。

なんてことを言えるのも、私がガソリン代に全く困らない収入があるからで、かつてのよ
うに非正規雇用だったら、今すぐトリガー条項を発動しろ!って言っていたと思いますよ。
なんたってコストは1円でも安い方が良いですから。

そして意見というのは、そのような個人の事情や立場によって真逆になることもあるわけ
で、同じ人でも立場が変わったら意見が変わることすらあるのです。これを変節漢と呼ぶ
のは簡単なんですが、それは当然のことなんですよ。その立場に合わせた意見や考えが先
に立ち上がって、それをどうにか自分に有利になるようなロジックを見つけて、くっつけ
ているだけなんですから。

だから意見に正しいも間違いも本来はないんです。自分の事情に合わせた理屈をこねくり
回しているだけなんですから。たとえその理屈が数字を使ったファクトで彩られていたと
しても、その意見が真であるとは限らないのです。


ですから他者の意見を聞く時には、意見の背後にある理由、立場、環境、事情を探るよう
にすると、相手のことが理解できたり、意見を引っ繰り返すやり方が見えたりするんです。
つまり意見のベースになっている背後の何かを変えてしまったら、その意見自体が変わる
可能性があるんですから。

そういうことを考えるのが政治なんです。それは学者が論じる事実とロジックとは異なる
力学が含まれているんです。そして出世する人は、この政治の力学を上手に利用するんで
すよ。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ〜おん)
株式会社メディウム・コエリ

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