2024年2月26日月曜日

「石渡さん変わりましたね」

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第810号 「石渡さん変わりましたね」
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 石渡浩です。このメールマガジンでは、不動産投資を本業にするために有益な情報、特に、不動産賃貸業の売上アップやコストダウンや融資による資金調達に関する情報、また、不動産保有会社を会社ごと売買する「不動産M&A」についての情報を、不定期に配信致します。

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■無料のウェブイベントのお知らせ

 不動産を活用した事業の持続可能な成長すなわち利益の永続性をテーマに、他の経営者の方と一緒に無料のウェブイベントをすることが決まりました。次の一つ以上に該当する方に、是非お勧めです。

・不動産賃貸業の先行きに不安を感じている方

・長期的に規模拡大できる事業に取り組みたい方

・各分野で成功している投資家、経営者の話を聞きたい方

・宿泊事業・観光事業に興味がある方・取り組まれている方

・流行り廃りに振り回されない投資家人生、経営者人生を歩みたい方

・銀行・行政・社会に応援されながら不動産投資や事業を行いたい方

・シェアハウス、新築、築古空き家、宿泊施設、介護福祉施設、教育施設、太陽光等、話題の投資法の「影」も学び、正しい投資決定をしたい方

 3月3日(日)10時半からと3月5日(火)19時から各1時間程度のZOOM開催となります。各先着300名様限り、どなたでも無料でご参加頂けます。募集は2月27日に行います。



■宿泊業開業にて石渡浩にとって難しい部分

 私は論理的に考えたり計算したり書いたりするのは比較的得意ですが、感性が重視される仕事は全くできません。

 現在、長野県で宿泊施設を新築中ですが、どういう造りにすると宿泊客の方々から喜んでもらえるかとか、そのためにどのような写真や動画を撮影すると申込を得易いとか、そういうことは全く不得手です。そして、私が書いた求人票を見て応募して私の選考を経て入社してくる従業員も、私ほどアンバランスではないとは言え、論理や理性が重視される仕事のほうが得意です。

 そのため、私や自社の独力では、魅力的な建物を作ることはできないので、芸術家タイプの知り合い経営者さんに指導を受けています。

 その経営者さんは子供時代に絵画が得意で、その芸術肌は、経営に大きく発揮されています。事業計画書作成においては読み手の感情に訴えかける文章を書き、融資審査も補助金審査も落ちたことがないという天才ぶりを発揮しています。

 経営されているのは営利企業ばかりですが、企業理念、社会性と事業内容とを上手く組み合わせた説得力あるプレゼンテーションにより、資金調達にて怖いものなし状態です。

 その優れた美的センスから、新築された宿泊施設がどこも盛況で、表面利回りで言えばどこも年率50%以上であり、受取補助金額を取得価額から控除した後の利回りでは年率130%達成のところもあり、コロナ禍の厳しい宿泊業界を生き抜いてこられました。不動産賃貸業においても、その優れた経営手腕により、中古不動産を割安に買って付加価値を付けて高利回り運用されています。   
  
 現在私が新築中の宿泊施設においては、宿泊業も建物新築も初めてという中で、その経営者さんに市場分析・競合分析とそれを踏まえたコンセプト設計に始まり、効果的なオペレーションを前提にした間取り作成・家電家具選定等、多岐にわたりご指導・ご助言を受けました。

 前掲の無料ウェブイベントは、私を含め3人の経営者が主としてお話しさせて頂くのですが、そのうちの一人がその方なのです。



■「石渡さん変わりましたね」

 ここ数年、10年来の知り合いから「石渡さん変わりましたね」と言われることがしばしばあります。私の見方は人それぞれでしょうが、仕事への考え方が自分の中で大きく変わったことは事実です。

 今思うと、10年前の私は「カネカネ金金」していました。自分の利益しか考えていませんでした。それでも不動産投資で10億円の金融資産を作ることができたので、金銭的には成功と言えるのかもしれません。しかし、現金があることだけでは幸せになれないと、大金を得た後に気付きました。

 私は大学教員を志して大学(学部)卒業後そのまま大学院に進学しましたが、研究生活に挫折して定職にも就けない中で、親元から自立しなければならないとか稼がなければならないとか、そういう金銭面での意識から、大学院在学中に不動産投資を始め、大学院修了と同時に不動産賃貸業の法人を立ち上げました。その後、借入に依存した不動産賃貸業だけでは財務バランスが悪くリスクが高いことに気付き、セミナーや情報コンテンツ販売事業も始めました。

 いずれも高い収益性の案件に取り組み、さらに経費率を下げることに徹して利益を増やしましたが、今思えば、自分だけが儲けて地域経済貢献の少ない独りよがりの仕事をしていました。経費率が低いということは、他の事業者への発注額や従業員への賃金額が収益に比べて低いということであり、周りの役に立っていない訳です。

 当時は個人収入・個人資産基盤が弱い中で、自社の利益額と純資産額を上げるのに必死でしたが、事業が金銭的には上手くいき使いきれない程の大金を手にした後で、自身の生き甲斐や存在意義に悩みました。自分しか儲からない事業は社会からあまり相手にされないので、金銭欲が薄れた後、非常に空しくなったのです。

 SDGsやSEGの考え方が世間に広がっている現在、地域経済貢献度が低い事業や、顧客への貢献度の低い事業にて、融資その他外部からの協力を得て事業拡大するのは、今後次第に難しくなっていくだろうと思います。割安な中古収益不動産を見つけて即座に買付けて高利回り運用して高値で売却する不動産投資は、日本の不動産市場を取り巻く諸環境を踏まえると、中短期的には儲かっても、持続可能なビジネスモデルとして弱いと思うようになりました。

 私が新築による宿泊業に踏み出した背景には、そのような思いがありました。そして、現在、自分の生き甲斐が教えることにあることに気付き、不動産経営者様向けの自主セミナーのみならず、学校の教壇にも立ち、今後は大学の仕事を増やしたいと考えています。

 そして、不動産を活用する不動産賃貸業以外の事業は、宿泊業だけではありません。不動産賃貸業を営んでいる皆様の中には、福祉介護施設や発電施設に投資されている方も多いことでしょう。教育施設投資に係る事業をしている友人もいます。

 そうした、不動産賃貸業以外の不動産活用型事業にご関心のある方は、3月3日(日)10時半からと3月5日(火)19時から各1時間程度ZOOM開催する、無料イベントに是非ご参加下さい。先着300名様限り、何方でもご参加頂けます。明日募集させて頂きます。
 

 


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支店 251-0028 神奈川県藤沢市本鵠沼1丁目7番15号
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