2023年8月30日水曜日

「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 不正が起こるメカニズムはこれ。

9月23日に東京で、『10年後に後悔しない生き方セミナー』を開催します。

https://mypage.mag2.com/htmlMagazine.do?issueId=163971494

このセミナーは、どなたでも受講できます。

9月24日に東京で、数秘術セミナーを開催します。
このセミナーは過去、バージョンアップ編を受講した人だけの限定セミナーです。





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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第4241号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ〜おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から15年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、そこから2022年まで
9年連続でキャリアアップ部門で受賞しています。

バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

https://twitter.com/SatoShowon
こちらは私の日常をツイートしています。

https://twitter.com/salary_1000man
こちらはメールマガジンの過去ログを要約したモノを定時配信しています。

そして2023年4月11日からポッドキャストを使った音声配信を開始しました。

https://podcasters.spotify.com/pod/show/satoshowon


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◆ 今日の前フリ ◆◇

昨日は終日掛けて、文章の添削をやっていました。今年は文章力養成講座みたいな内容の
セミナーをやりましたが、これはもう当分やりません。春に受講し損ねた人が、次の開催
を待っているという話も聞くのですが、チャンスの女神に後ろ髪はないの格言通り、次の
チャンスは今年は作れませんでした。

ひとつには、対応にあまりにも時間が掛ってしまうので、こちらのエネルギーをフル充電
にしてからでないと、受け付けすらもする気が起こらないということです。もうひとつは、
本気で取り組む人があまりにも少なくて、その結果私の想定した成果が出ずに、私が疲弊
したことです。

最後の理由は、私が受講生のレベルの見積もりを誤ってしまい、かなり高いハードルをセ
ットしてしまったことです。二つ目と最後の理由はかなりリンクしているんですが、どう
せ当分やらないからぶっちゃけ言うと、


  ■ よくそんなレベルの日本語しか書けなくてクビになりませんね


って人が、想像の3倍くらいいたんですよ。ここは誤解する人が出そうなのでもう少し詳
しく書くと、提出してもらう課題にはフォーマットが指定されていて、そのフォーマット
すら守れない人が、気が狂いそうなくらいたくさんいたんですね。

例えば、一行で書きなさいと指定しているのに、二行、三行を書いてしまう人、単語を入
れろと言っているのに文章を書いてしまう人、箇条書きで書けと言っているのに、箇条の
ひとつの文に複数の動詞を入れて、実質的に複数の文になっている人。

最後のヤツは、Zoomのブレークアウトルームで多くの人が、


  ■ 箇条書きって、一行に動詞が一つだけなんて初めて知りました


って言う人までいて、ええええ?そこから????って引っ繰り返りました。

受験マンガの名作、『ドラゴン桜』では、受験に際して最も重要なこととして、問題用紙
の表紙に書かれている注意事項を熟読することってエピソードがあるんですが、ちゃんと
意味が分かりますか?

例えば注意事項に、


  ● 解答用紙の余白には何も書いてはいけません


と書いてあったら、たったの一言でも、それが数字だろうが、チェックマークだろうが、
アルファベットだろうが、記号だろうが、何かが回答欄の枠外に書かれていた時点で失格
になるんですよ。受験者には失格で落ちたのか、点数が足りなくて落ちたのかが分からな
いので、不合格だったということしか認識されないのですが、実態としては失格、ゼロ点、
いや採点すらしてもらっていないのですよ。

フォーマットを守れないってそういうことですから。そんな人がウンザリするくらいいる
ことに、心底驚きました。で、セミナー講師同士でこういう話をすると、


  ● フォーマットをちゃんと守れる人は1割くらいですね


なんて話が出たりして、マヂ日本はこれから大丈夫なのか???って心底思うわけです。

全く同じ悩みを、今年課題の提出と添削をした家人も持っていまして、これは何かを書く
とかの以前のところで、日本語の理解力、読解力に問題があるんじゃないの?そこからち
ゃんとやらせないとダメなんじゃないの?という認識になりつつあります。同じことは、
別のセミナー講師も言っていまして、ごく一部のちゃんと読める、ちゃんと書ける人だけ
が社会を動かしていて、それ以外の人はフルメンバーとして認識されていないのが実態な
んじゃないか?って話もしていました。

みなさん、それで良いんですか?で、自分がどのレベルに属しているのかをちゃんと理解
していますか?そこに不安があるという人は、まずは読解力から鍛えてくださいね。素人
の書くSNSやブログではなく、編集者が校正をしている、真っ当なキッチリした文章をた
くさん読みなさい。読めない人が書けるわけないんですから。

オススメは何度も書いている立花隆、初期の内田樹、中沢新一、開高健、吉村昭、井沢元
彦、橘玲あたりです。彼らの本を合計で100冊読んだら、正しい日本語がどういうモノな
のかを肌感覚で理解できるようになるでしょう。


思えば私もサラリーマン時代に、メールでこちらの意思、意図を誤解なく理解してくれる
人って、直属上司の社長以外には、1割しかいなかったな、それ以外の人とはメールじゃ
なく、電話や対面での会話にしたり、もっとヒドい人は相手にすらしなかったよな、と思
い出しました。

そんな日本語のレベルを高めるための講座を年末までやるわけですが、申し込んでしまっ
た人は、死ぬ気で取り組んだ方が良いですよ。こんな講座は私以外だれもやらないはずで
すから。そういえば、ビジネスで日本語をたくさん書かなきゃいけない人が、私のこの講
座を受講して、


  ● もっと若い頃にこの講座があったら、あんなに苦労しなくて済んだのに


って感想をくれましたが、ちゃんとやったらそういう感想が出るくらいの効果があるはず
です。なんたってこんなに手間が掛るセミナーは、私も初めてでしたから。そのトラウマ
が消えるまで、このセミナーの次回開催はないですね。ということで、来年の大感謝祭の
人数はこれにてFixしました。


ま、ここまで書けば、次回開催時に冷やかしで申し込む人はいないでしょう。あらゆるセ
ミナーそうなんですけど、死ぬ気で元を取ろうとする人だけに申し込んで欲しいんですよ。
こっちはそのつもりで全力でやるわけですから。その意識がシンクロしない人は、おカネ
を払っていてもお客さんだと思いたくないんです。

先週末のセミナーで、初めて来られた方々が全員、私のマシンガントークというか、長時
間の全力エネルギー放出セミナーに呆気にとられていましたけど、こっちだって安くない
受講料をもらっているという認識があるんですから、手抜きなんてするわけないんです。
どんなに少なくとも払ったおカネの10倍は持って帰ってもらいたいと思って話しているん
ですから。そういう関係性に於いて、欠伸をするような人が混ざってくるのは迷惑千万な
話なんですよ。


本日の4コママンガへのリンク
http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2023/08/4241_0830.jpg


☆ 優秀でも決して採用してはいけない人

人の採用に関わると、どうしても優秀な人、高いスキルを持っている人、素晴らしい実績
を挙げている人に目が奪われてしまうんですよ。でもね、それらを採用のセンターピンに
置くと、ロクなことにならないというのは、長年採用に携わった人は理解しているはずで
す。

どんなに優秀でも、決して採用してはいけない人というのがいるんですよ。それが、生き
る方向性が狂っている人です。

これは営業系の人に多いんですが、数字を挙げるためには多少の無理は許される、多少の
ルール違反は見逃してもらえると考える人が、まさに生きる方向性が狂っている人です。
そういう人を会社に入れてしまうと、会社自体が社会から追放されることになるのが風の
時代です。

しかも優秀ということは、そういう無理とか、ちょっとしたルール違反を隠すテクニック
も上手なんですね。だからなかなか不正が見つからないのです。そして人間というのは、
最初はおっかなびっくり、ビビりながら不正をするのですが、これがいつまで経ってもバ
レないとなると、段々と大胆になるんです。というか、感覚がマヒするんですね。

ですから、「この程度ならば〜」のレベルが変わってくるんです。最初は、数百円、数千
円というレベルの不正だったのが、バレないと分かると数万円、数十万円、1年も経った
ら100万円レベルの不正をやるようになるんです。それを優秀な人間がやったら、これは
簡単には見つかりませんよ。で、見つかった時には刑事事件にしなきゃならないくらいの
スケールになっているってことになるんです。

これはおカネの不正だけの話じゃありません。最近だとセクハラとかパワハラなんてのも
同じで、多少のことは目を瞑ろうなんて甘い考えをして、事態を放置していたら自殺者が
出たり、裁判沙汰になったりするんです。そもそもマネジメントとして、「多少のことは
目を瞑ろう」なんて考えた時点でアウトもアウト、即退場なんですけどね。

でも方向性が狂っている人とは、そんなマネジメントの人も含まれるんですよ。ですから、
自分が不正をするという話に止まらないんです。部下の不正や問題行動を見過ごしてしま
うということも起こるということですよ。これなんかは、マネジメントの人に哲学がない
から、つまり


  ■ 私が不正をしているわけじゃないんだから、問題ないよね


って考えちゃうということです。自分が手を下さなくても、マネジメントとしてそれを放
置していたら同罪なのだということが分からないんですね。そして哲学がない人って、悪
いとは分かっていても、強く注意したり、止めさせたりする気概を持っていないんです。
つまり前回書いた「揺らがない哲学」って、自分にだけ適用されるものじゃないんです。
自分の周りの人、影響下にある人、全員に厳しく適用させる、その気概を持てるかどうか、
そこが哲学なんですよ。

つまりマネジメントに哲学がないと、関係する多くの部署でこのような不正が起こるんで
すね。むしろ下っ端の人が単独犯で悪さをする方がマシだったりするんです。そして優秀
な人というのは、マネジメントに抜擢されやすいわけですから、組織としては本当にヤバ
いことなんですよ。

他人事としてこういう話を聞くと、「そりゃそうだよね」って思う人が大半なんですが、
いざ自分がその立場になったら、どれくらい強く自分の哲学に従って生きられるのかって
考えてみて欲しいんですよね。そこでグラッとするようなら、まだあなたには哲学が無い
ってことですから。



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ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ〜おん)
株式会社メディウム・コエリ

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サラリーマンで年収1000万円を目指せ
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