2018年7月31日火曜日

【最後の復習】(仏教を現代へ)

こんばんは。長南です。

ここまでお読みいただき、どうもありがとうございました。

やっばり、これで終わってしまって、

せっかく学んだことが身につかなかったら大変なので、

最後に簡単ですが、復習してみましょう。

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7月31日 456号
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∽…∞…∽…∞……∽…∞…∞
■最後の復習
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ここまでまじめにお読みになられ、

本当の生きる意味はお分かり頂けましたでしょうか?


21ステップをまとめますと、

お金や財産、地位、名誉、仕事や恋愛などのような、

刹那的な快楽を求めても、

人間に生まれてよかったという変わらない幸せには

絶対になれません。


しかも死によって崩れるという、

致命的な急所をもった相対の幸福ではなく、

生死の問題を先に解決して、

死が来ても崩れない絶対の幸福になることが、

本当の生きる目的だということです。


では、どうしたらその身になれるのかというと、

一番最初にプレゼントした、

小冊子にまとめてあった通りです。

http://buddhism.ne.jp.s3.amazonaws.com/downloads/RootCauseofSuffering.pdf

生死の一大事を引き起こす根本原因は、

「無明の闇」というくらい心ですので、

その無明の闇一つ破れれば、

絶対の幸福になれます。


小冊子の最後に書いてある通り、

そのためには、仏法は聴聞に極まるの一本道です。

聞く一つで無明の闇が破れ、

絶対の幸福になれます。


その心がけは、お釈迦さまは、
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たとい大火ありて三千大千世界に充満せんに、
かならずまさにこれを過ぎてこの経法を聞け (大無量寿経)
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と説かれています。


大宇宙が火の海になっても、

そこを突破して聞きなさい

ということです。


また、日常生活では、

六度万行の実践が重要です。


六度万行と、その反対をもう一度あげてみましょう。
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1布施(親切)←──→慳貪(ケチ)
2持戒(言行一致)←→破戒(約束を破る)
3忍辱(忍耐)←──→瞋恚(いかり)
4精進(努力)←──→懈怠(なまける)
5禅定(反省)←──→散乱(心が散り乱れている)
6智慧(修養)←──→愚痴(恨んだりねたんだり人のせいにする)
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これを紙に書いて、どこかに貼ったりして、

今までより少しずつ心がけてゆくと、

これからの人生、

きっとたくさんの幸せがやってきます。


その一番目の布施は、

お金がなくてもできるとお釈迦さまが教えられた

『雑宝蔵経』の無財の七施も

素敵な結果が現れます。

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1眼施…………優しい温かい眼差しで周囲の人々を明るくすること。
2和顔悦色施…優しい微笑みを湛えた笑顔で人に接すること。
3言辞施………優しい言葉をかけること。
4身施…………肉体を使って人のため、社会のために働くこと。
5心施…………心から感謝の言葉を述べること。
6床座施………場所や席をゆずり合う親切。
7房舎施………求める人、訪ねて来る人があれば
      一宿一飯の施しを与え、その労をねぎらう親切。
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ビデオで解説してあります。

「無財の七施」
http://buddhism.ne.jp/sevenkindness/

これも紙に書いて毎日眺めて実践しましょう。


松陰の暗きは月の光かな

という歌がありますが、

「松」は、曲がりくねった木です。

その松が、自分の姿を知るには、

陰を見なければなりません。


夜、 月が出ていないと見えませんが、

月が出て、しかも明るければ明るいほど、

陰がくっきり見えて自分の姿が知らされます。


ちょうどそのように、

廃悪修善を心がけ、善いことをすればするほど、

(相対の幸福に恵まれると同時に)

自分の欲や怒りや愚痴の心が見えてきて、

本当の自己のすがたが知らされてきます。


(真実の自己については、あまりお話しする余裕が

 ありませんでしたが)


無明の闇と言われても最初はなかなか分かりませんので、

お釈迦さまは、分かりやすい欲や怒りや愚痴の心を教え、

廃悪修善を勧めて導いておられます。


そうやって、仏法を聞き、教えの通り進んで行って、

無明の闇が破れ、絶対の幸福になった

ということがあります。


なにしろ、無明の闇が破れるところまで、

仏法は聴聞に極まるの一本道です。


せっかくご縁がありましたので、

ぜひそこまで仏法を聞かれ、

人界受生の本懐を果たして頂きたいと思います。


また、もし他にも、

本当の生きる意味を知りたそうな人がいれば、

ぜひ教えてあげてください。

財は一代の宝 法は末代の宝

と言われますように、仏法を伝えることは、

一時的な相対の幸福ではなく、

永遠に輝きを放つ不滅の幸せを伝えることになりますので、

相手も幸せになって、自分も理解が深まるという

自利利他のすばらしい道です。


もし自分でお話しするのが難しければ、

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それによって、これから将来、

また多くの人が救われていくことになります。

一人でも多くの方と、共に聞法精進させて頂きましょう。


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■編集後記
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ここまでお読みいただき、

どうもありがとうございました。

今回ご縁のあった方もなかった方も、

KADOKAWAから出ている

『不安が消えるたったひとつの方法』
https://www.amazon.co.jp/dp/4046021470/
に、さらに詳しいことも記しておきましたので、

ぜひ読んでみてください。

それではお体くれぐれも大切になさって下さいませ。


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発行:長南瑞生(中村僚)
生きる意味は仏教に学びなさい
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