2020年3月29日日曜日

不機嫌な大人は、最悪ですと言うお話!

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ブレイブアントレプレナー 2020年3月28日号

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【近況報告】


こんにちは、中村です。

今日の東京は、雪が降っていたようですね。



大阪では外出自粛要請が出ていたので、

私は自宅で仕事したり本を読んだりして過ごしました。




『祖国とは国語』藤原正彦 著

『わがいのち月明に燃ゆ』林 尹夫 著



特に、『わがいのち月明に燃ゆ』の内容に

強く共感しています。

届いた本は中古だったからかボロボロ!汗



どうやら1967年に発売された

初版本が届いたようです。



第二次世界大戦末期に学徒出陣して

戦死した京都大生 林 尹夫が

死を目前にした内面を率直につづった遺稿ノートです。



18歳〜23歳まで出来事が記載されています。

どこに共感したのか?



まるで自分が書いたんじゃないか?

と錯覚するような

内容だったのでちょっとね。汗!




それにしても、

18歳でトーマスマン読んでるとか

当時のエリートは違いますね。



単なる日記なのですが、

文章がめちゃくちゃ読みやすく、かつ、使っている語彙レベルも高く

今の学生と比べ物になりません。



今のところ、

気になった文言をご紹介すると、



・「孤独に沈潜しよう」

・「思う存分勉強したいという欲求の切なるあらわれである」

・「第一に勉強、第二に勉強、第三に勉強が大事である」

・「Slow(ゆっくり)でよい。しかもstedeay(着実)でなければならない」

・「人間は先ず、specialist(専門家)たらん、より以上に、

先ずdelettante(好事家)であらねばならぬ」

・「価値ある成果は、たんに頭脳とか才能の所産ではなくして、
うむことなく、辛抱強い努力の集積なのである」

・「looseとは、たんに本を読まなかったことを言うのではなく。
そうする上の心構えに欠くるものがあったことをさすのである」



などなど。



林 尹夫さんは、本当に学ぶことが

好きでしょうがなかったんだなと

思いました。



この本を読んだ後に、

目的もないのにスマホ見て暇つぶし

している人がいたら



ぶっ飛ばしてやりたくなりますね。笑!



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FROM:教えないコンサルタント 中村 仁

    大阪の自宅より・・・



「10年前に読んでおけばなぁ〜、、、、」と、

後悔するほど読書には人生に役立つ教訓が横溢しています。



「数字、ファクト、ロジック、」で、

物事を判断しようと意識しているためか、(できているかは別。)



横(世界)と縦(歴史)を軸に

私は本を読むことが多いです。



最近では、中島敦の『山月記』や

シェークスピアの『リア王』を音読していて、

多くの学びを得ました。



『山月記』は、優秀なんだけど自尊心の高い役人のお話。



役人になったものの、

プライド(羞恥心含む)が邪魔をして、

誰かの下で働くことができない主人公李徴。



一旦、詩人になろうと役人をやめたのですが、

結局食えず、、、。



家族を養うため再度官吏になったものの、

かつての同僚や部下ははるかに出世していて、

指示に従うにも限界が来てしまします。



ある日、公務の途中に

逃げ出してしまうのです。



主人公李徴の友人である

袁さん(えんさん)が山に行くと、

李徴は「虎」の姿になっていました。



最後には、等身大の自分を認め、

羞恥心も高い自尊心も捨てることができるのですが、

虎のまま生きて行く人生を送ります。




『リア王』は、

一言でいうと、キレる老人の話。笑!



3人の娘に土地や財産を譲ろうとして、

裏切れらてキレてしまう物語です。

(裏切るのは上の2人ですが)



「今や権力、領土、煩わしき政の一切を、

みずからかなぐり捨てようとしている私だが、お前たちのうち、

誰が一番この父のことを思うておるか?」



と、リア王は問います。



上の娘二人は巧言令色ばかり言い、

父親思いの三女コーディリアは想いが詰まり

何も言えませんでした。



リア王:「もう少し言葉の端を繕うて言え、吾が身の仕合わせを

毀したくたくないならばな」



まぁ、脅しです。

なんちゅう父親。育ててやった恩を忘れるとは何事だー

ということなのですが、



誤解なのです。

話を聞く耳すら持たないおっさん。



あなたの上司にいたら、

セクハラ・パワハラしていても気づかないレベルの

人かもしれません。



『リア王』『山月記』を読んでいて、

自尊心が高すぎたり、恩着せがましい心を持つと、

幸せにはなれないなと感じました。



彼らはずっと不機嫌なんですね。



日常生活でもいますよ。

『山月記』の李徴やリア王みたいな人。



電車内で押した、押してないで

ブチギレる人とか。


上司に怒られた時に、

すぐにふて腐れて組織の活動ができなく

なる人とか。



「誰が育てたと思っているんだ〜」とか言う人。

(コンサルタントでもいるかもなぁ。笑)



心おだやかじゃないでしょ?

トゲトゲしちゃって、自分だけでなく周りも不幸にします。



ご機嫌な大人になりましょう!



自分を客観視して、

全てを受容することができれば

気持ちが楽になります。



今日、長々とこんな話をしたのは、

私の暗黒時代も李徴やリア王と大差なかったからです。



自分と向き合うことをせず、

世間の成功という価値観に執着し続けました。



結果が出ないために、

自尊心どんどん毀損され、でも、プライドだけは高く、



人に嘘をつき、繕って生きてきた時代が

長く続きました。



私の15年の暗黒人生で

最も長かった司法試験時代のお話(中村の暗黒時代vol.2)を

次回から書いてみます。




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